アメリカのフルーツは本当に安い?購入履歴からおトク度を検証

アメリカのフルーツは本当に安い?購入履歴からおトク度を検証

アメリカといえば「フルーツが安い!」というイメージがあるのではないでしょうか。
私も実際アメリカに住んでから、日本よりもフルーツを買う頻度が高くなっていると感じます✨

ただ、「なんとなく安い気がするってだけかも?」という思う場面も…🤔

せっかくなら本当にお得なフルーツを知って、上手に買いたいですよね!
そこで今回は、実際に私が購入した履歴をもとに、アメリカのフルーツは本当に安いのか?を調べてみました🍇

目次

スーパー別にフルーツの価格を比較

スーパー別にフルーツの価格を比較

2025年夏以降に私が購入したレシートと各スーパーの商品情報をもとに、フルーツの価格をまとめました🍎

私が主に使っているSafeway、Costco、Trader joe’sと、安いスーパーとしてWalmartの料金を比較します。

SafewayCostcoTrader Joe’sWalmart
みかん
Mandarin Oranges
$6.99
(2lb:907g、約12個)
$6.99
(3lb:1,360g、約18個)
$3.58
(3lb:1,360g、約18個)
いちご
Strawberries
$5.99
(1lb:454g、日本の1.5パック分)
$4.99
(2lb:907g、日本の3パック分)
$3.99 割引で$2.99
(1lb:454g、日本の1.5パック分)
$2.44
(1lb:454g、日本の1.5パック分)
りんご
Cosmic Crisp Apples
$3.49
(2lb:907g、約8個)
$4.57
(3lb:1,360g、約12個)
バナナ
Bananas
$1.62
約5本
$1.38
約6本
$1.4
5本
ぶどう
Autumn Crisp Grape
$6.99
(2lb:907g、日本の約2房分)
$6.99
(3lb:1,360g、日本の約3房分)
$5.31
(2lb:907g、日本の約2房分)
※Green Grape
ラズベリー
Raspberries
$3.99
(6 oz:170g)
$3.47
(6 oz:170g)
赤色:高め、緑色:安め

価格だけを見るとSafewayは少し高め、私が買った中ではCostcoは大容量で安い傾向
Trader joe’sもものによれば安く、割引されていると最安値に近くで買えそうです。

日本のフルーツと比べると?

アメリカの料金日本の料金結論
みかん30~87円/個83円/個
(約500円÷6個)
みかんは同じぐらい
いちご244~599円/パック600円/パック
(約600円÷1パック)
いちごはアメリカの方が安い!
りんご57~65円/個200円/個
(約800円÷4個)
リンゴもアメリカの方が安い!
1個あたりのサイズは日本の方が大きめ
バナナ41~200円/本50円/本
(約250円÷5本)
バナナは同じぐらい
ぶどう350~524円/房1000~2000円/房
(1000~2000円÷1房)
ぶどうはアメリカの方が安い!
ラズベリー520~598円/パック(170g)1,983円/パック(170g)
(約700円÷60g×170g)
ラズベリーも圧倒的にアメリカの方が安い!
赤色:高め、緑色:安め、緑色:同程度

大体の個数で1単位あたりの値段を出し、アメリカと日本のもので比較しました
日本のフルーツの値段はイオンなどの料金を参考にしています。

結論は、いちご・りんご・ぶどう・ラズベリーはアメリカの方が安いといえそうです!
意外なことに、みかんやバナナはそこまで値段が変わりませんでした。

アメリカのフルーツが安い理由

アメリカでは、日本に比べてフルーツが手頃な価格で手に入る理由がいくつかあります。

まず大きいのは、国産・地産の果物が多いこと
カリフォルニアやフロリダなどの温暖な地域で、ぶどう・ベリー・オレンジなどが大量に生産されていて、また、乾燥・冷涼地域のワシントン州ではりんごが多数栽培されています。
そのため、海外からの輸入コストがかからず、輸送距離が短い=価格が抑えられるというわけです。

また、規格外の果物も流通しやすいのも特徴。
日本では見た目が悪いものは出荷されにくいですが、アメリカでは多少形が不揃いでも問題なく店頭に並びます。
その分、味は同じでも価格が安い商品が多くなる傾向です。

そしてもうひとつ大きいのが、フルーツが“特別なデザート”ではなく“日常食”として根付いていること。
日本では果物が「おやつ」や「贈答用」として扱われることが多いですよね。
一方で、アメリカではランチの付け合わせや朝食のヨーグルトトッピングなど、野菜の代わりのように毎日食べられる存在です。
消費量が多いため大量生産・大量流通が進み、結果的に価格が抑えられているようです。

注意したいポイント

アメリカのフルーツが安いからといって「いつでもお得」とは限りません。
実際に買ってみると、いくつか気をつけたい点もあります。

まず、同じ品種でも当たり外れがあること。
アメリカのフルーツは同じ品種でも甘さや食感にばらつきがあり、「前回は美味しかったのに今回は酸っぱい…」ということもよくあります。
日本のフルーツは、見た目や味の均一性が非常に高く、どれを買っても一定のクオリティが保たれているのが特徴
一方アメリカでは大量生産・広域出荷が一般的なため、どうしても品質にばらつきが出やすいようです。

次に、日持ちが短めな点。
フルーツや店舗によれば、熟した状態で販売されていて、すでに傷み始めているものが並んでいる場合もあります。
特にベリー類やぶどうなどは、パックの底のほうが潰れていたり、カビが生えていたりすることも。
まとめ買いした場合は、購入後すぐに状態を確認して、早めに食べるか冷凍保存するのがおすすめです。

そしてもう一つは、オーガニック(有機栽培)商品は高めなこと。
健康志向の高いアメリカではオーガニック需要が強く、通常の2倍近い価格になることもあります。
ただし、必ずしも「オーガニック=高品質」というわけではないため、「味」と「価格」のバランスを見て、用途に合わせて選びましょう。

まとめ

今回比較してみたところ、いちご・りんご・ぶどう・ラズベリーはアメリカの方が明らかに安く、手軽に楽しめることがわかりました。
一方、みかんやバナナは日本のスーパーと比べても意外と値段が変わらず、フルーツによって差があることもポイントです。

今回の検証結果から、私は遠慮せずにフルーツを買っていきたいと思います🌟
ただ、店によってかなり値段が違うので、品質と値段を天秤にかけて選びたいところです。

思いっきりフルーツ生活を楽しむチャンスなので、いろいろ試してお気に入りを見つけたり、日本ではあまり見かけないフルーツに挑戦したりするのもいいですね!

みなさんのおすすめフルーツがあればぜひ教えてください💕

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