アメリカで買った卵、黄身が白っぽくてびっくりしたことはありませんか?
卵焼きやスクランブルエッグを作っても、ゆで卵にしても、「なんだか色が薄いな…」と感じて、ちょっと食欲がわかないことも。
日本での生活が長いと、黄身がオレンジ色の卵が当たり前。
アメリカでは「白い黄身の卵が普通」だと頭では理解しても、心の部分で満足できないこともありますよね。
今回は、アメリカの卵の黄身が白い理由と、卵を選ぶときのポイントを紹介します!
濃い色の卵を選びたい人におすすめの卵も紹介するので、ぜひ参考にしてください🌟
なぜアメリカの卵は黄身が白っぽい?
アメリカで手に入る卵の黄身が白っぽい一番の理由は、鶏の餌の違い🐔
黄身の色は「カロテノイド」という植物由来の色素によって決まりますが、アメリカの鶏はこの色素をあまり含まない餌を食べていることが多いそうです。
- 日本の鶏:トウモロコシやマリーゴールドなど、黄色い植物を多く含む餌
- アメリカの鶏:小麦や大豆が中心で、色素が少ない
エサのなかの色素の量を変えた時の様子が👇

[中央] 普通のエサを与えた場合
[左側] 普通より3倍多く色素をいれたエサを与えた場合
[右側] 色素をほとんど入れないエサを与えた場合
中央ふたつが日本で一般的な卵のイメージ。
特に選ばないと、アメリカの卵は基本的に一番右のような白い色です。
日本のものに慣れていると、びっくりしても当然ですね😌
ただし、黄身の色が薄いからといって栄養価や味が劣るわけではありません。
見た目が薄くても、鮮度や品質に問題はないので安心してくださいね。
アメリカでの卵の選び方
とはいえ、黄身が濃いオレンジ色の卵のほうが、食卓に並べたときにテンションが上がるという人も多いはず!
そんなときは、パッケージ表示をしっかり見るのがポイントです🌟

卵の黄身の色に影響する要素は主に「飼育環境」と「卵の種類」の2つ。
| 飼育環境 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| Cage-free | ケージに入れず屋内で飼育 | 黄身の色は普通 |
| Free-range | 外に出られる環境で飼育 | 少し黄身が濃くなることも |
| Pasture-raised | 放牧され、草や虫も食べられる | 黄身が少し濃いめ、味も濃い傾向 |
| Organic | 有機飼料使用、抗生物質制限 | 鶏の健康・餌の質が良い |
| 卵 | 特徴 | 産む鶏 |
|---|---|---|
| White Eggs | 日本でも一般的な白い卵 | 白色レグホン |
| Brown Eggs | 日本でも販売されている茶色の卵、黄身は少し濃いめ | ロードアイランドレッド |
| Blue Eggs | 薄青色の卵で黄身がオレンジに近い、日本でも販売されているが希少 | アローカナ |
黄身が濃い卵を選びたいなら、Pasture-raisedのBrown Eggs、またBlue Eggsを選ぶのがおすすめです!
黄身の濃い卵が好きな人におすすめなのはコレ!
以上の選び方を含めて、黄身の濃い卵が好きな人におすすめな卵を具体的に紹介します。
比較的どの店舗でも見かける「Happy Egg」「Vital Farms」のものを選びました。
Blue Eggは茶色と青色の卵のミックスセットですが、どの卵も濃いオレンジで安心できました!
少し割高ですが、精神的なサポートとして買う価値が十分あると思います✨
まとめ
アメリカで手に入る卵は基本的に黄身の色が薄め。
日本のように黄身がオレンジ色の卵を食べたい方は、Pasture-raisedのBrown Eggs、またBlue Eggsを選ぶのがおすすめです!
「卵を使った料理の見た目にこだわりたい」「黄身が白っぽいと食欲が上がらない」という方はぜひ試してみてくださいね🌟





